スティーブ・ジョブズ 神の交渉術

スティーブ・ジョブズ神の交渉術』を読んだ。


確かに、スティーブ・ジョブズは神だと思った。(色々な意味で)


この交渉術は神にしか出来ない。この交渉術を本能で今までしてこなかった自分は神ではない。
よって、この本は交渉術のハウトゥー本ではない。神にしか出来ないのだから。
しかし、ところどころ本質的なアドバイスも書かれている。心構え的な。


ただ、やはりこれは『神の交渉術』の話なので、一般人はすぐに使える参考書にはならないだろう。
そう、僕も含めて。


一方、副題にあるようにスティーブ・ジョブズが「独裁者、裏切り者、傍若無人…と言われ、なぜ全米最強CEOになれたのか」について知ることが出来る本でもある。
iPodマッキントッシュがどのように生まれたのか、アップルはどういう会社なのか
映画会社のピクサー(ボスはスティージョブズ)はどのようにして有名になったのか・・・
などなどエピソードが沢山盛り込まれていて、読み物として楽しかったし学びもあった。
アメリカの交渉現場の臨場感がリアルに伝わってきて、どんどんページが進んだ本。

スティーブ・ジョブズ神の交渉術
<目次>
1章:たとえばビル・ゲイツ vs ジョブズ
2章:たとえば全米メディア ve ジョブズ
3章:たとえば iPod on ジョブズ
4章:たとえばディズニー vs ジョブズ
5章:たとえばマッキントッシュ with ジョブズ
6章:たとえばジョブズ vs ジョブズ