SEのためのネットワークの基本
帯にある「TCP/IPしか知らないの?」という文言に
ギクっとして手に取った本w
SEのためのネットワークの基本 (SEの現場シリーズ) 秋山 慎一 翔泳社 2005-08-02 売り上げランキング : 225778 おすすめ平均 Amazonで詳しく見る by G-Tools |
ネットワークの基本を懇切丁寧に解説してくれている本。
ところどころのケースに出てくる主人公が
【プロジェクトのメインを初めて任された3年目の新人SE】という設定で
「お。オレのことじゃん・・」と思いながら購入。
買って読んで大正解。分かりやすい。
アプリケーションは作っていたけども、ネットワークについては他部署任せなので
正直ぜんぜん把握していなかった。
しかし本書を読むことでネットワークには何が流れていて
どのような機器が活躍しているのかが理解できた。
例えば今まで
「ロードバランサって、負荷分散のために適度にバランシングしてくれてるんだよね」
という認識だったものが
「ロードバランサってOSI参照モデルで言うL7のパケットを読んでバランシングしてくれてるんだよね。Cookieとかでセッション保持できているのもロードバランサがパケット読んで各サーバに振り分けてくれてるからなんだね」
という認識にまで向上した。
上司からいきなり「HUBってどんな働きしているか知らないでしょ?」と聞かれても
スラスラと回答できて鼻を明かせるというわけだ。(体験済)
まったくの初心者ではないけど、ネットワークについてはよく知らないという
まさに2年目〜3年目のエンジニアにオススメの書籍。