委託という選択肢

以前、派遣や委託でなく、社員な理由というエントリを書いた。


週末、関西にある会社に勤めている友人と久々に会った際に
会社の派遣社員にまつわる驚くべきことを聞いた。


その友人の会社も、世の中の会社とも同じように
派遣社員の方たちは、元々勤めている会社から派遣されて(委託されて)仕事をしている。
当然、友人の会社は業務に必要なスキルを持っている人を要求する。


そして、条件に合った人が要望どおり4人やってきて、きちんと成果を出して、
プロジェクトも終了。
その人達はまた別の派遣先に去っていった。


一見、何の問題も無い。

もちろん、友人の会社も契約どおりのお金を支払った。


しかし、その後に友人が派遣チームのリーダーと個人的に親しくなる機会があり
お酒の席で聞いた話によると、


「即戦力を4名と言われて、そのスキルに合う人材を探したけれども、どうしても
 3名しか確保出来なかった。しかし、営業としては4名派遣しなければならない。
 そこで、ただ単に1名は頭数合わせのために入れた」とのこと。


つまり、派遣された4名のうち1名は、ただの素人だった。


しかし、新人であった友人はもちろん部長までもが気づかなかったのだ。
なぜなら3名のうち、1名が神的な働きをして素人1名分も完全にカバーしていたから。


先述したように、友人の会社は4名分の契約金を派遣会社に支払っている。。。


要求通りの結果を出したのだからOKと言えばそうかもしれないが
専門会社に委託するとしても、その委託内容に精通している社員がいないと
どんどんボラれていく、という話。


まあ、お酒の席ではありますが
探せばもっとヒドイ話もたくさん転がってそうです。