舞妓Haaan!!!

話題の映画 舞妓Haaan!!!

を見に行きましたどす。


世の中の大体の人が舞妓さんと関わりのない世界で生きており
これからも一生、舞妓さんの存在を意識したことのないままだったかもしれないのに
この映画を見たら、そんなことは言ってられない。


主人公は阿部サダヲが演じる平凡なサラリーマン。
ただひとつ、平凡でないのは熱狂的な舞妓ファンで舞妓さんとの野球拳が夢。
暇さえあれば京都に通っている。
しかし、舞妓と遊ぶためのお店、お茶屋ののれんをくぐったことはまだない。
そんな主人公に京都支社への転勤の辞令がくだる。
柴咲コウ演じる美人の彼女をあっさり捨て、京都へ。
脇目もふらずにお茶屋に直行するも、「一見さんお断り」の壁にぶちあたる・・・。


といったストーリー。

主人公の途切れることのないハイテンションが映画のノリを引っ張っていく。
と、いってもノリだけの映画ではない。

この映画を通して、舞妓という職業の存在を改めて認識し
舞妓という職業ってなにをしているのか、どうすればなれるのかを理解でき、
舞妓と遊ぶとはどういうことか、そしてどうすれば遊ぶことが可能なのかを知ることが出来る。
まさに視界の外にいた舞妓を、より僕らにとって身近な存在にしてくれた映画であった。


なにより、映画館には笑い声がこだますることを保証できるほど、楽しい映画なことがいい。
見終わった後に、すっきりとした楽しい気分で帰れること間違いない。


今年は舞妓さん目当ての観光客、舞妓さんになることが夢の少女達が増えそうだ。


そうだ。京都に行きたかったんだった。どす。